【クラロワ】クラロワリーグアジアに関する雑記 ―2v2の重要性、プロとアマの差、日本チーム唯一の弱点、プロになるうえでの注意点、WESTはクッソ強いらしいぞ―

お疲れ様です、pontaです。

クラロワリーグを2年間見ていて、いろいろと気づきがあるので共有まで。

プロ選手の人にとっては当たり前のことばかりかもしれませんが、まあ、こういうことじゃないかなあというのをまとめました。

クラロワリーグアジア 2v2の重要性は強調してもしすぎることはない

クラロワリーグアジアは2v2の重要性がとても高いリーグです。

KOHで3タテしたエースに注目が集まりがちですが、実はほんとうにフィーチャーされるべきは2v2。これだけは覚えて帰って奥さん。

1on1の勝率は6割を超えればなんなら上出来までありますが、2v2は勝率9割越えとかあり得る世界です。

シーズン1のRAD選手とライキ選手ペアは無敗でしたし、じっさいPONOSは1v1を落としても試合自体は拾っていった

シーズン2アジアチャンピオンOGNのOne Crown選手・Thunder選手ペアは勝率7割越え。

シーズン2アジア2位のFAV けんつめし選手・きたっしゃん選手ペアに至っては勝率9割越えでした。

「BO3(2先)の一勝目を確度高く取れる」というだけでどれくらい有利かって話ですよ。

Set2の1v1の選手だって、かなり気楽に戦えるでしょうし。

ただ世界大会は1v1の比重が高いので。そこはちょっと変わってきますね。

プロとアマの壁はあまりにもでかい。そして1年ごとにその差は広がっていく

クラロワのプロとアマの差は、一言でいって練習時間です

持っている素質だけで見れば、アマのトッププレイヤーの中にはプロ選手をしのぐ人もいるかもしれません。

けれども、プロ選手は1日に8時間くらい、きっちりクラロワの練習に時間をかけています。

そのためにハンドテクニック、環境変化への対応力、場慣れ、デッキ読み、2v2の連携、果ては共同生活のやり方まで、ノウハウが貯まりまくっています。

JACK選手が凄くいい例で、彼はアマ時代、最強の名前をほしいままにした天才プレイヤーでした。

それでもプロで彼らしい結果を出すまでに半年かかったことを考えると、プロのレベルというのはそういうものであるということでしょう。

もちろん、これからプロに入る人でもちゃんと練習すれば先輩たちに追いつくとは思いますが、2年間、毎日8時間練習し続けた人にキャッチアップするのは、かなり大変かなと思います。先輩たちも練習しますしね。

桜木花道が流川に追いつくようなつらみっていうんですかね。

リーグの年数がたてばたつほど、ルーキーは辛いと思います…。

日本チーム唯一の弱点は、日本人以外がいないこと

日本クラロワのレベルは、プロアマを一緒にすれば世界トップクラスだと言われています。

しかし、他国のプロチームに劣るのが国際化です。

SANDOBOXのiSlaw選手はフランス出身ですし、KIXのエースのiAmJp選手はスペイン出身です。

もちろん、国際化すりゃあいいってもんじゃないんです。実際FAVも自国民オンリーです。

ただアマのトッププレイヤーを抜擢して一から育成するのにかかる時間を考えると他国のプロ選手を引っ張ってきたほうが合理的です。

合理的ではあるんですが、、それをマネージメントすることを考えると頭が痛い…。

自分がマネージャーの立場だったら、英語でコミュニケーションを取らなければいけなかったり、契約書も英語で結ばなかったりせねばならず、これはきつい…。だるい…。っていうか相手も英語わからないケースもあるよね。ドイツやフランス、スペインの人は英語できません…。

食習慣の違いに気を遣ったり、ひとりだけ母国語をしゃべれない選手のストレスへのフォローも必要でしょう。

『やったらいいのはわかっちゃいるけど、考えるだけで果てしなく面倒くさい』。これが海外選手の獲得だと思うんですが、どうでしょう。

内需の強さと英語力のなさに甘えてグローバル化に後れを取った90年代の日本企業の縮図を見るようですね。

逆にいえば、その果てしない面倒くささを乗り越えて海外の有力選手を取った日本チームは来シーズン、一歩抜きんでれるかなと思います。

いやまあこうして口ではなんとでも言えるんですけどね…。実際やるとなるとね…。

そして、どうせ引っぱってくるなら、同じ国の選手を2人まとめてとかがいいのかなとは思います。話し相手がいたほうがいいよね、やっぱり。

プロ志望のプレイヤーのSNSはすごくよく見られている

なぜプロチームがあるか、その理由の一つがリーグ運営側のリスク管理です。選手がいらんことをSNSで言って炎上しないよう、しっかりチームに管理してもらうことが必要なのです。

これはクラロワに限らずですよ。プロスポーツ一般で言えることです。

チームがプロ選手を炎上させないコツは、そもそも炎上しないような人をプロ選手にするのが一番です。

常日頃コミュニティの炎上ネタをRTばっかりしている人、鍵垢で悪口ばっかり言ってる人。気を付けてください。

チームが選手をスカウトする時、実力の次にみられるのがSNSという話もあるくらいです。

クラロワリーグWESTはクソ強いらしい

クラロワリーグWESTがクッソ強いという話がよく耳に入ってきます。

去年、8チームずつで行われた3リーグ(合計24チーム)が、今年から12チームの1リーグにまとまったのがその理由です。

要は、アメリカとヨーロッパと南米のオールスター軍団です。恐ろしや。

彼らとアジアがあいまみえる世界大会は12月7日、アメリカにて行われる予定。がんばれ、FAV gaming!!といったところ。

以上、よろしくお願いします。