【クラロワ】ドズル氏が天界へ! そのすごさと「意味」について語ってみる

お疲れ様です、pontaです。

ドズルさんがクラロワで「天界」に行きました。

あの日本球史に名を残す偉大なピッチャー、メジャーリーガーの田中将大選手までTwitterで祝辞を述べてくれました。

この「天界」行きがどれだけ凄いことなのか、あらためて語ってみようと思います。

天界プレイヤーは、日本に100人ちょっとしかいない

天界は、クラロワのトロフィーで6,400に達した人だけが入れる最高峰のリーグです。

クラロワのトロフィーは、勝ったら上がり、負けたら下がるシンプルな仕組みです。なので、実力の指標としてかなり正確であるといわれています。(カードのレベル差はあるにせよ)

なにせ、日本に20人前後しかいないプロプレイヤーでもまだ天界未達のプレイヤーもいるくらいです。
そこに至るのがどれだけ大変かは推して知るべしでしょう。

現在、日本に100人程度の天界プレイヤーがおります。つまりドズルさんは日本で100番くらいのクラロワプレイヤーというわけです。

つまりクラロワの日本ユーザーが20万~100万人と仮定すると(根拠なし)、ドズル氏は上位0.01~0.05%のトッププレイヤーになるわけで、これは東大理科三類(志願者数50万人、合格者98名)に入るのとちょうど同じくらいの難易度です。
きつそう。

ちなみにpontaは4,400です。中堅私大って感じです。

17,000人が生放送で応援した

生放送でドズルさんを応援した人数は、同時接続 17,000人に達しました。

クラロワリーグや、クラクラのVERSUSが1万人くらいですから、これがいかに恐ろしい数字かお分かりいただけますでしょうか。

満員の横浜アリーナがちょうどこれくらいの人数ですので、その人たちが全員で、ドズルさんを応援した、そんなイメージになります。

もちろん、お金を払ってリアルイベントに足を運ぶ人たちと、ネット配信を見るだけの人たちとを単純比較するのはナンセンスですが、規模感はお分かりいただけるかと思います。

これらの人たちが声を張り上げて、一人のプレイヤーを応援したわけで、個人的にはこれも立派なeSportsだと思います。

そのため、昨夜のクラロワTwitterではドズル賞賛でTLが埋まりました。

「天界行き」を宣言してから1年かかった。そして、有言実行した

ドズル氏は2017年、8月中に天界に行くとTwitterで宣言しました。

しかしその目的は果たせず、断念せざるを得ませんでした。

そのため彼は、約束を破ったと心無い人たちからずっと中傷し続けられることになりました。

本来であればそういった目標は口にしないほうがいいのです。達成しなかった場合には他人から後ろ指を指されます。

それどころか意志の弱い人であれば目標を言った時点で満足して、いわば「かまってもらって」、それで承認欲求が満たされ、実行に移すモチベをごっそり失ってしまいます。

聡明なドズル氏がそのリスクに気づかなかったはずはありあません。

ただむしろ彼は目標を口に出すことで自分の逃げ道をふさいだのだと思います。

そしてこの「天界」行きはゲームだけにとどまるのみならず、彼が実況者として成功するために不可欠なものとして位置付けたのだと推察します。

というのも天界行きを宣言した2017年夏にクラロワ界は、みかん坊や、けんつめしといったプレイスキルの高い実況者が台頭し、それまで活躍していたハルパパらの非実力派実況者の席を奪っていきました。

そのため、スター性のあるスーパープレイヤーたちによって視聴者は目が肥え、実況者の実力は厳しく問われる時代になり、プレイスキルに劣る実況者はオワコン化していってしまったのです。

その流れに飲み込まれないように、オワコン化しないための天界行き、ドズル氏の頭の中にはそんな考えもあったのは間違いないでしょう。地道で泥臭い正面突破。ラクな作業ではありません。

そして1年余計にかかりましたが、彼は有言実行、みごとやり遂げたのです。たいしたものです。

まとめ

ドズル氏は人事採用の際、候補者に「どれだけ成功体験があるか」を重視します。

成功体験の数が自信や能力を作るという信念があるんだと思います。

そしてドズル氏自身、今回またひとつ成功体験を積み重ねたわけですね。

たかがゲームですけれども、人間としてもまたレベルアップしたのかもしれません。

そして彼の天界行きは、あきらかにクラロワというゲームに対してポジティブな影響を与えるでしょう。

彼はプロではない、クラロワの天才ではない男です。

そんな人が一喜一憂しながら手を震わせながらゲームを楽しみ、高みに上った。

その姿には、若き天才プロプレイヤーたちにはない、リアリティがありました。

しばらくやめていたクラロワをやってみるか。そんな風景が今日の日本でたくさん生まれたことを私は確信しています。

おめでとう、ドズルさん。

以上、よろしくお願いします。

クラロワ

Posted by ponta