毒親やパワハラ上司の下では能力がしぼみ、良い親、良い上司の下で能力が伸びる理由

お疲れ様です、pontaです。

いまでこそ楽しげに働いている私ですが、ここに至るまでに、けっこう上司に恵まれない日もありました。

怒鳴られ、叱られ、否定され。ミスをとがめられ萎縮し、さらにミスをする負の連鎖。

自信もプライドも打ち砕かれて、死んだ方がラクだなこりゃと思ったときもあります。

そんなときって、わたしのなかにもパワハラ上司が住み着いて、わたしのことを常に否定するんですよね。

仕事に、勉強に取り掛かっても、つねに「私の中の彼」が叱りだす。

「そんなん、だめだ」「そんなん、できっこないよ」と否定する。
自分で自分を傷つける。

そして私はしぼみだす。

ただ、優秀でポジティブな上司の下についたときは、とても能力が伸びるんですよね。

その上司は否定しない。ただし批判する。

「それはどうかな?そこって本当にそう?」とつっこんでくる。そのツッコミは厳しい。容赦がない。でも、ロジカルで正しい。

正しいから、良い。良いから、アウトプットの質が上がる。

そうしているうちに、いつしかその優秀な上司が心の中に住み着き、自分の仕事っぷりを見張ってくれるようになる。

書類を一枚作るのにも、「こんな出来だったら上司は許さないな」とか「その上司だったらこの数字の裏付けを求めてくるな」と、自分で自分の仕事を批判しながら高いクオリティのものが作れるようになる。

そして私は、伸びていく。

よく「優秀な人が周りにいると成長する」ってこれだと思うんですよね。

自分のなかに、優秀な人の批判的思考法(クリティカルシンキング)が住み着いて、ツッコミをいれてくれるようになるんじゃないかと。

上司じゃなくて、親とかもそうですよね。たくさん否定する親の下だと、子供は自分を否定するようになる。

否定じゃなくて愛を持って批判してくれる親の下でこそ、子供が成長する。

そういう親や、上司になりたいなって。

また、ネットで他人の否定ばかりしている人が、自分がいざ行動しようとしたときには動けなくなるっていいますけど、同じですよね。

他人の行動を嫉妬し、「お前なんてどうせできっこないよ」とか否定していると、その言葉が自分を縛る鎖になって「どうせできっこないよ、俺なんて」の魔法をかける。そういう思考法がしみついちゃう。

どうせ心の中に住まわせるなら、パワハラ上司でも、ネット番長でもなく。

優秀な友人だったり上司だったり親だったりしたほうが、いい仕事ができるようになるんじゃないかなと思った次第。自戒まで。

以上、よろしくお願いします。

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Posted by ponta