「個性がない!」「自分の強みがわからない」「キャラが立ってない」という悩みを解消する、たった一つの冴えたやりかた

私はかつて、無個性でした

お疲れ様です、pontaです。

私は子供のころ、「ご飯を食べるのが遅い」っていつも叱られていたんですよね。

一生懸命に食べているのに、家族の中では食べ終わるのビリ。
親戚が集まっても、ビリ。

「食べ終わるのが遅いキャラ」として、家族や親せきを待たせていることが申し訳なかったです。

ただ小学校高学年になったころ。従兄が結婚して、その奥様と食卓を囲む機会がありました。

その奥様いわく、「みんな食べるのが早すぎてつらい」。

確かに、彼女は、私よりずっと、食べ終わるのが遅い。そのときは彼女が特別に遅い人なんだとだけ思いました。

そして私が上京後、あるとき親友に「なんでそんなに食べるのが速いの?」と苦情を言われました。

そう。実家では「のろまキャラ」だったpontaは、実は世間的には食べるのがものすごく早い人だったんですよね。

噛まずに食べる不健康タイプ。

でも自分的にはそうは思ってなくて、衝撃でした。

そういえば、海外の某長身プロレスラーが200センチを超えていて、でも家族で一番背が小さくて「チビ」って言われていたらしいですよ。

でも山奥に住んでいたから、自分が長身だとは気づかなかったとか。

個性や強みって、家族の中にいたら気づかなくって、なんなら地元にいても気づかないですよね。

個性に気づくには

個性や強みって、人の多いところに来て、そしていろんな人と話して、アウトプットを人に見せてやっと気づくみたいなとこあるんですよ。

例えば私は、東京に出て「群馬県出身」という属性が付いた。

大学を卒業して「●●大学●●学部」という個性が付いた。

そして何より「わたしは、地方出身で、食べるのが早くて、文章が書くのが好きで、他人に好かれることに頓着しなくて~」みたいな個性に気づけた。

それはたぶん実家に住んでいたら気づかない個性で、もし群馬にいたら「食べるのは人なみ。文章は親と同じくらい好き、他人との接し方はふつう。親と同じく群馬の人」で終わってたと思うんですよね。

ほんと、群馬にいたころはちょっと自分は無個性だくらいに思ってましたから。

別に、親元にいようがいまいが能力は同じだったかもしれない。でも他人と接することで自分に気づけることってすごい多いんですよ。

個性は個性によって見つけられ、磨かれる

クラロワだったりクラクラだったりしても、単に狭い世界で戦っていたころは「ゲームが上手い」で終わっていた人が、広い世界に出てみたら「自分はゴーレムの扱いが上手い」ことに気づいたりする。

行動力のある人の強みはここで、いろんな場所に出かけることで、狭い世界にいたときには気づかない自分の個性を再発見できるんですよね。

海外に行くと、自分が日本人であるってことを改めて意識するっていうじゃないですか。あれと同じです。

個性は作れる。でもそれは別に、無理くり作る必要はなくて、別の個性と触れることで気づくし、磨かれるものなんですよね。

だから、山の中に籠って独自の剣術を磨くとか、クリエイターが自分だけの殻にこもって個性を作るとか、ちょっと非効率かもしれないですね。

若くて内向的な人は、自分の個性を大切にしようとして秘密にしちゃうとこあるんですが、それって逆に個性を殺してますよ。

同じ高校とかも均質性が高い集団なんで、個性が見つかるようで見つかりづらいですよね。そういう意味で、ゲームコミュニティに混じる、とかはいいかもしれないですね。

同じことをやっているのに、自然とにじみ出るもの。それが個性なのかなあと。

なので、自分の強みがわからない、個性がなくて困っているって人はたぶん、個性がないんじゃなくて人としゃべってないだけ説がありますよ、ってことで。

以上、よろしくお願いします。