【クラクラ】クラクラは休眠プレイヤーの復帰をうながすのが、いちばん自然で、いいやり方なんじゃないかなと思っている

お疲れ様です、pontaです。

低THの攻略というのがコミュニティのブームですが。(ジョーカーさん→あっちゃんさんの流れ)

身もふたもないことを言うと、クラクラで(というか7年たったゲームで)、新規を狙うのは意味がないとは言わない、すごく大事なことなんですがいっぽうで、「戦略」というものが世の中にあるならば、本質的には戦場はそこではないのではないか…というのが、自分的な感覚です。

これがもしクラクラが、日本でこれまでまったく流行せずにいた、隠れた名作ならば新規を取りに行く戦略が正解です。

ただまがりなりにも日本一を取ったゲームで、知名度はじゅうぶん以上にある。

そして現在でも、日本で20番目かそこらのプレイヤー数がしぶとく残っているゲームです。

例えるならクラクラは、「プレイヤーの減りが止められなかったモンストやパズドラ」の立ち位置です。あいや、これはクラクラが悪いというより、モンストやパズドラが異常なだけですが。

クラクラもゆうて残ってるほうなんですよ。

ゆえにスマホゲームのマーケティングのプロな人が見たら、「これ、現ユーザーの離脱を防ぎつつ、復帰ユーザー(リエンゲージメント)を狙いに行ったほうがいいんじゃないですか」の一択だと思うんですよね。

どうですか、大人のひとたち。

もちろん、新規に親切にするのは大事ですが。そしてチュートリアルの改善も大事なんですが。

ただぶっちゃけ、あんだけサクサクできる序盤でクラクラにハマらなかったら、後半の苦行のようなファーミングでやり続けるプレイヤーとは思えない。もともとクラクラに合わなかったんじゃないっすかって思うんですよね。だからレベル1の壁を塗るのが辛い人、マルチで村を破壊されて心痛むような人に無理くり続けてもらってもどこかでまた離脱するのかなと。

それよりむしろ、昔ハマってた人、クラクラのTwitter垢を持ってたり、コミュニティ大会に参加していたような濃い人にまたやってもらうというのがマーケティング的には本筋じゃないかなあ。

たとえば、具体的に人の顔を思い浮かべるなら、ほっしーさん、トミーさん、うちのクランでいえばみすけさんとかかな。

彼らを戻らせる、というわけではなく。具体的なイメージですよ。

「20代か30代男性。かつてはクラクラにハマっていたが、生活環境の変化で、クラクラから離れてしまった。また少し時間の余裕ができた」

そんな人に、暇潰しの選択肢の一つとして、クラクラを選んでもらい、ファーミングをぼちぼちやってもらう、の温度感からまたスタートしてもらうのです。

私も先日、Yuzo!さんという元クラメンに「今、クラクラはすごく遊びやすくなってますよ!」と声をかけ戻ってもらいました。

じゃあ彼らが大量に戻るには何をしたらいいかというと、身もふたもないことを言うとアプデです。

コミュニティがどうこうしたからといって劇的に影響があるとは思えないというシニカルさもありつつ…。

ただTH13が出るタイミングはチャンスで、TwitterとかYouTubeとかアプリのダウンロードサイトでクラクラに注目が集まりやすいので。

そのタイミングで、クラクラがいま、いかに遊びやすくなっているか、ファーミングが楽になっているかを伝えるのは、ひとつのきっかけとしてとても良いのかなと思います。

そしてわれわれにできることは、クラクラに昔、ハマっていたんだよねーっていう人に対して、「今のクラクラ、すごくよくなっているよ」と熱量をもって話しかけることなんじゃないすかね。

劇的な影響があるとは思えない、とは言いましたが無駄では決してないし、口コミは最強の宣伝媒体なので。

トミーさんの知り合いはトミーさんに、ほっしーさんの知り合いはほっしーさんに伝える。そんなイメージがいいのかなと思っています。

そんなクラクラの良さは、「サービスが終わらなそうなこと」「終わらなかったこと」です。みんな忘れているけれども、ふつうのゲームはユーザー数が減って、どんどんキルされていくんだからねっ!

クラクラの、休眠ユーザーのこれまで課金した金額が、そしてこれから課金する金額が無駄にならない安心感は、7年目を迎えたゲームとしての強みなんじゃないかと思っています。

以上、よろしくお願いします。