【クラクラ】「今のクラクラは面白い」という前提で、今のクラクラに足りないものはむしろ(知名度のある)有名人の内輪感ではないか説
目次
べつに世界で盛り上がってるからいいんじゃねクラクラ
お疲れ様です、pontaです。
昨日、クラクラのオフ会があって、就寝ニキやユールさん、テオさん、こうさん、うどんさんと飲みました。
クラメンのユールさんがBEGINに似てるんだけど飲み屋のテレビで奇跡が起きた pic.twitter.com/C4KYEkGnyH
— ponta🏥群馬帝国遠征軍 (@claclaponta) July 19, 2019
そこで「クラクラの未来は?」とか、「ウェルプレイドリーグはどうすればいいんでしょう」という質問があり語ったのでこちらにも書いておきます。
まずもって、これはいろんなところで1万回くらい言ってるんですが、「クラクラの未来」について思い悩む必要は一ミリもないですからね。
クラクラは世界で大人気のゲームでして、その売り上げはクラロワやブロスタをしのぐほど。リリース7年がたってなお、スーパーセルの稼ぎ頭。
サービス停止はあり得ない。日本市場頼みで、ユーザーが減れば減るほどジリ貧になり、サービス停止に追い込まれる日本のIPとはそこがちがう。
だから、頭を抱えて苦しんで、病む必要は一ミリもない。スパセルもだし、プレイヤーサイドは、とくに。
豊富な売上をぶんまわし、ゲームはさらに面白くなっていく。それで十分でしょう奥さん。
とはいえ、「日本のコミュニティが縮小する~」とか「日本でクラクラをやってる人が少なくなる~」みたいな心配は、ないでもない。
それだって、クラクラの日本コミュニティはしっかりしているから、3年後、プレイヤー数が3割減ることはあっても、半分にはならないんじゃないかなと勝手に思っていて。
そしてそれは年をとって白髪が増えるのを受け入れるレベルで許容していけばいいんじゃないかなと思うんですよね。別にクラクラができなくなるわけじゃないし。クラクラじたいはさらに面白くなっているだろうし。
新規を狙うとかはワイらの考えることではない。
プレイヤーサイドでクラクラのためにできることというのは限られていて、そこに魂を削ると病むので、まあ、ゲームを精一杯楽しみ、お金を使い、アプデに一喜一憂しつつ、オフ会に時折参加、でいいんじゃないですかね。
ワイも毎月、クラクラには5000円くらい使っています。ゴールドパス許すまじ。
「生放送を盛り上げる」だとすこし悩みが深くなる
さて、そこでちょっと難しいのが「日本でクラクラの生放送を盛り上げよう」とかいう課題が与えられたときですわな。
そもそもクラクラは、動画を見る10代のプレイヤーが少なく、しかもTHによって見る層が分断されているので、ほかのゲームや、過去のクラクラに比べて不利なんですよね。
ぶっちゃけ、「自分のTHと違うTHのプランニングを楽しめる人はそうそういない」という前提に立って話をすすめたほうがいいのではないかといつも思ってるんですよね。
「いや!変態プレイヤーのプランニングは、どのTHの人が見ても楽しめる!」という信念や熱量はわかります。
ただその悲しい現実を直視する冷静さを欠いては、考察上いかんとも思うんですよねえ。
クラクラがゲームとしてつまらない!とか言う気はなくて、ゲームは面白いのでそれでいいじゃん…とか思うんですが生放送をどうしても盛り上げたいですかそうですか。
そうだなあ…。なんていうのかな…。
あのVERSUSのときを思い出すと、2戦を通じて一番、同接が高かったのはワイの攻撃のときだったんですよ。自分でいうのもあれだけど。
いうまでもなく出てきたプレイヤーの中でワイ、一番、下手だったわけですよ。ダントツに。
だから、クラクラの生放送に求められているのは果たしてみんなが言うような、天才的全壊なのかな~?という疑問がずっとあるんですよねえ。
クラロワに関しては上手さが視聴数に結び付きますが、クラクラは…違うんじゃないかな…。
言うなればその全壊にかけられた重みづけが大事なのであり、技術はそこまで…問われるのかな…?
ワイ、けいすけさんの動画の企画を毎週、企画提案する仕事もしているんですが、全壊動画は視聴が取れないので、通りません。
プレイヤーや視聴者はみんなエゴイストだから、「自分の全壊」には興味があっても、「他人の全壊」にはそんなに興味がない説。
説はある。
それでも、他人の全壊を見る熱狂性はもちろんありますよ。でもそれはどこまでよそのクランの対戦を「自分ごと」にできるかどうかにかかっているんだと思うんですよね。
クラクラの生放送に必要なのは上手さや公平さではなく、いかに自分ごとに近づけられるかという物語性、という仮説。
ここでよく「ヒールを作ろう!」って話を言われるんですが、群馬もはぐれもクラチャンもONSもblazeも、どこのプレイヤーも「みんないい人」ってバレちゃって辛いですわな…。
こうしたときに、どうやって見どころをつくるべきなんでしょうか。
それつまらないのは本当に「内輪」のせい?ぶっちゃけ足りないのは知名度の方では?
で、よくこうしたイベントを行うときに、「内輪だからつまらない」と言われるんですが、それもまあ、わからんでもない。
「不公平で、差別的で、画面の中だけで成立している世界とかサムイわ!」って言うのはまあ、理屈としてはよくわかる。
わからんでもないですが、クラロワとか、VERSUSとか、ほかのゲームでも、たくさんの人が集まった生放送は、どれもみごとに「内輪」なんですよね。
だから、本当につまらなくしているのは「内輪感」なのかな?と思っていて。
プロ選手の戦いなんて、ある意味、アマからしたら不公平のきわみじゃないですか。プロ同士がTwitterで絡んでいるのは「内輪」じゃないですか。
なのに視聴数が高い。
私がプランナーやってる生放送番組でも、仲のいい人たちを配役したほうが視聴は高いんですよね。
「やり取りがほほえましかった」とか「仲が良くて見ていてほっこりした」って言われます。
果たして「内輪感」が面白くなさを削いでいるんですかね…
身も蓋もないことを言うと、「内輪をやっている選手たちの知名度が足りないだけなんじゃないか」と思うんですよね。
けいすけさんとジョーカーさん、マオさんあたりはまあ、いいんですけどね。
選手側に有名配信者っていなくないですか…。
思考をすすめればすすめるほど、いまのクラクラの生放送に足りないのは「知名度のある内輪感」じゃないかとすら思います。
クラロワのプロリーグだってもともとべつに成功を約束されたわけではなくて、ぶっちゃけ失敗している国もあります。日本はとくに成功しています。
それというのも、ドズルさんやきおきおさんがプロ選手たちとコラボして、日本公式も意識して「選手たちの内輪感」を醸造し、「露出」を増やしたからなんですよね。
選手たち自身がみんなYouTubeをやっていて、視聴者にとってなじみの人たちになれば、そりゃあみんなみんな、ひいきができて、リーグを観ますよ。
やっぱり、みんなが生放送で見たくなるのは知ってる人の戦いで。それも番組の中で生まれたスターだけでは足りなくて、ふだんYouTubeをやってるような配信者の戦いを観たいんじゃないかな。
「公平さ」は「大会」としては大事だし、フェアでないことは正論家の私のもっとも憎むところです。
ただ、「見世物」としては、有名人()が立ち並んで戦う方が数字が取れる…という悲しい事実。
有名人()の内輪()って聞こえがわるいですよね。ワイも書いていて心が痛い。でもそれは一見、主催者側のエゴに見えて、実は多くの視聴者を楽しませるための最大限のサービス精神なのかなとも思ったりします。
別に有名人をひいきしろってわけじゃなくて。たくさんの人を集める、ということに特化して思考するとそうなりますというだけの話です。
あ、有名人なら誰でもいいってわけではないですよ、ちゃんと継続的に、コンテンツをアップしているような、ゲームに対しての愛がある人でないとだめです。
有名タレントを連れてくるぞ!とかだと場当たり的で限定的な効果しかないので。
とはいえいま、クラクラで有名YouTuberはめちゃくちゃ少ないので。ないものねだりなんですけどね…。
いや「有名人の存在自体がどうなの、配信者だって一プレイヤー、プレイヤー間で差があるなんてありえない」というのも見識で、それはそれでまあ、いいと思うんですけどね。イベントごとが苦労するだけで。
実際、そういう方針のコミュニティもありますしね…。
ライトユーザーへリーチする広告宣伝媒体は
あと、よく「クラクラのライトユーザーにもっと宣伝を!」って言われるんですが。
みんな大好きゲーム内通知、ゲーム会社の人と雑談したら、クリック率ってめちゃくちゃ低いみたいなんですよね。
みんな大好きCMだって、高価なだけで本当に非効率だとも言っていました。
もちろんやらないよりやったほうが絶対にいいんですけれども…。
私もかつてクラクラのイベントをやったとき「クラメンは知らなかった」とか「グロチャで聞いたら誰も知らなかった」「だからあなたのイベントはマイナーイベントだ」ってドヤ顔で言われまくったんですが。
知らんがな。
で、そんなTwitterも見ない、ゲーム内通知も見ないプレイヤーはどうするかっていうと、一番リーチするのはYouTubeなんですよね。
彼らの宣伝力が、一番効果的だったりします。
YouTubeは現代のテレビ局みたいなもんなんで。
つまりいまのクラクラには演者としても、広告媒体としても、YouTuberの人数が足りないのかなとは思います。
知名度のあるYouTuberが少ないから視聴が取れず、知名度のあるYouTuberが少ないから広告できない説。
そう考えると、同じ企画であっても、ほっしーさんとかトミーさんとかドズルさんとかdenさんがいたころだったら数が取れた生放送も多かったんじゃないかと思ったり。
いまもけいすけさんやジョーカーさんはいますけれども、MCで中立的な立ち位置のため、クランリーダーとしての色が出せないですからねー。
もしいま、リーダーかつ配信者、という人がたくさんいればさらに盛り上がると思うんですけどね。ないものねだりの極み、ですね。
こう書くと、過去を懐かしむ老害なので補足すると、クラクラはゲームとしてはいまが一番面白い。チートも少なく、難易度もちょうどいい。
ユーザー側のフェアなリーグもそろっていて、日本のレベルも高めている。WPLというコアユーザーが毎週楽しめる放送がある。世界大会でトッププレイヤーの目標もある。
これ以上、何が必要ですかといったところですが、まあ、日本のクラクラの盛り上げには、大物YouTuberの頭数がちょっと足りないのかなあといったところはなきにしもあらずであります。
とかいうと「どこぞの企業にYouTuberを抱え込んでもらって育成させよう!」という戦略的思考とやらをする人もいるかもしれませんが、まあ、それより前にまずクラクラYouTubeをみんなで見ればいいんじゃね、とか思ったりはします。知らんけど。
見るものがない?知らんがな…。
以上、よろしくお願いします。
ディスカッション
コメント一覧
いや〜💦ヒールを悪役って理解するのに20秒位かかっちゃいました!
んん!回復?!んん!?
クラクラ中毒ですね。
個人的にロジドネのトミーさんが復帰したら面白くなりそうと思いました!
ドズルさんの課金塾、同接3000とか叩き出してましたよね。
自分も12垢ですが、天才的な全壊見ても参考にならない(^-^;で終わっちゃいます。
クラチャンがクランランキングのレベル上げをしてる時が私の全盛期でしたが、あの時はクラチャンVS名古屋、群馬、連合軍とかドズルさんが生放送してる時はすごく盛り上がってた印象がありますねぇ、選手やクラン同士のつながりとかが今より強かった感じがしますね。上手い人と多少上手い人とまだ何かが足りない人がごちゃ混ぜ、でも一つ一つの攻めがすごく大事で相手の攻めミスを心から望み、自分の攻めは奇跡の全壊を心から祈ってました。
人それぞれで盛り上がる時期はあり、それは主観の問題かなとは思います
違いはなんなんでしょうね…
過去を振り返るのはどうかと思うけど、東京ゲームショーの頃が一番ワクワクしたな