【コラム】pontaの2018年を振り返ってみる—飛躍ではないにせよ打破の年だった件

お疲れ様です、pontaです。

2018年もあと一日。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

自分のこの一年を振り返るに、「打破」の年だったように思います。

思えば去年、2017年。わたしはクラクラの「世界代表 vs 日本代表戦」という企画をやり終えて、目標を完全に見失っておりました。

それまでもわりと燃え尽き気味だったんですが、ついにその時点で、クラクラに関して最後の一滴まで企画力を絞りつくしたなと思いました。

もうなにも浮かばねーわー。「それ以上の目標」が自分のなかにもう残ってねーわー。

クラクラのブロガーとして客観的に見てオワコンだしなあみたいな。

もちろん、頑張れば書けないこともないんですよ。クラクラブログ。

でもそうなってくると、ほんとうに、「勝ち取るための戦い」じゃなくて「守るための戦い」になってくるんですよね。

楽しさより、苦しさが勝る籠城戦。「pontaを倒すぞ」なイキのいい人たちの「いい目標」であり続けるための戦い。

ブログによるクラクラのクラン強化の効果も薄くなった昨今、そこまでして何を守るのかって話ですよね。

自分の何かを守るための戦い。何のために?お金?別に入らないんすよね。クラクラ。

そうなると承認欲求なんですよね。承認欲求を守るための戦い。

というのもやらしい話、クラクラ界にいれば、チヤホヤされるわけじゃないですか。「クラクラのpontaさんだ!」みたいな。

界隈限定とはいえ、有名人(笑)として扱われて、気分が悪いわけはない。

そこに安住して、ワーワー言われるために書く。

…いやそれはちょっとダメすぎでしょうっていう。

それまで積み上げてきたものを捨てて別の場所に行くのは勇気がいることではあります。

でもいつまでもクラクラだけでおさまって、自分の力を試す機会を逸したまま老いるのもなあっていう思い。

クラクラは良いゲーム。素晴らしいゲーム。だけどもうちょっと、なんだ。その。あるだろう公式!っていう忸怩たる思い。かたやクラロワは公式から予算が投じられ、華やかなイベントに溢れかえる。ひがむ思いもなきにしもあらず。

そんな中、1月にグリーの悪口を書いた記事がバズって、いろんな人に読まれてすごく褒められてありがたかった。

広い世界で読まれる気持ちよさ。

からのライター宣言。

そして、おこめちんさんからお誘いいただき、クラロワの記事をファミ通さんで書かせていただく。

自分の文章がクラクラ以外、オウンドメディア以外でも何らかの価値があるとわかり気持ちが安らかに。

クラロワの世界一決定戦という歴史に残る戦いをレビューさせていただき、光栄でした。

いっぽうリアル、その当時勤めていた会社でも同じ状況だったんすよ。

一通りの業務に精通し、精通したがゆえに完全に成長がストップ。かといって出世先のポジションにも魅力なし。ラクはラク。お客さんともツーカーでぬるま湯。

同僚、上司、部下からチヤホヤされ、負荷はなし、危機感なし、向上心なし。

あとはもういかに後輩に抜かされないように戦うか、みたいな感じ。

いやー終わってんなーっていう。ダメだろponta、っていう。

からのまさかのベンチャー転職。

知らないことだらけ。悔しい思い。自分のダメさを思い知る日々。いやー何やってんの俺、って感じのことがてんこ盛りですよ。

決して、飛躍の年ではない。

でも、打破の年。

停滞よりずっといい。

来年も、慌てながら、まごつきながら。それでも知らない世界をたくさん見たいもんです。

以上、よろしくお願いします。