「ネットで顔出し」するべき?しないべき? 素人が顔出しする機会が増える中で、どちらが正しいのかについての考察

お疲れ様です、pontaです。

まず最初に言っておくと、私はいま、けっこう攻めた生き方をしている側の人間です。

東京に住んで、ブログやTwitterで絶えず発信してるし、ネット上に顔出ししてるし、家庭持ちなのに転職は多いし、仕事はYouTubeだし、出社と退社時間はゆるいし、副業もやってるし、勤務時間中にゲームとかやってます。

だから「副業やってないと、将来不安じゃない?」とか「起業独立オススメ!」とか「顔出ししないのってイマドキじゃないよね~」とか、イケハヤさん的な影響力の出し方も可能な立場です。

で、実際そっちよりの考え方なわけですよ。ブログでもそういったイケイケの考え方がにじみ出ていると思います。

ただそれと同時に、保守的で、自社中心で、副業なんて何していいかわからない、仕事なんてソコソコ、可能な限りゆるふわに働いていたいという考え方もすごく理解しております。

「現代ビジネスマンたるものそうあるべき」という道を志向しながら、「でも実際、人ってそうなれないよね」というゆるさ、普通さん、まじめさもまた愛しているのです。

たぶんそれは、私自身、この10ウン年くらい、固くて古い日本企業にてミスを恐れる生き方をしてきたからかもしれません。

で、ネット企業にいるとマヒしちゃうんですけど、日本社会において「ネット上の顔出し」って本当にリスクのある生き方なんですよ。

固い会社だとそもそもネット活動を禁止されていたり、黙認されていても仕事でミスると『趣味より先に本業をしっかりやってもらわないとね』なんて言われたりしちゃいます。

顔だちををディスられたり、ストーカーにあったりとかいうリスクもあります。

海外では顔出ししている、という話も知っています。

「そもそも誰にも何も言われないようにそもそも文句のない仕事をすればいいじゃん」とか、正論でツメていくことも可能です。

そして、顔出ししたほうがイベントごとは盛り上がるという理屈もわかります。

さらに顔出ししたほうが親近感も増し、叩かれづらくなるとも思ってます。

顔出しメリットのほうを語れと言われたらいくらでも語れます。

ただ、顔出しする勇気を称えられるのと同じように、やっぱりリスクを考えて顔出しを回避する慎重さもまた同時に認められるべきだと思うんですよね。

私はかつて、顔出しをしていなかったとき、勇気がないってクッソ言われたんすよね…。もう何百回と。

いろいろ事情があったんですよ。やっぱり。仕事的に。

だからそれもあって、人には顔出しする自由、しない自由どちらもあり、そしてどちらを選んでも尊重されるべきと思っています。

だから、顔出しする人はその決断や容姿について非難されるべきではないし、また同時に顔出しをしない慎重さもまたポジティブにとらえられるべきだなと。

もちろん本来的には全員が安心して顔出しできる社会が望ましいのですけれども、現代日本においては、どちらでも自由に選べる、ということが「豊かさ」の象徴だと思うんですよね。

「ゲームよりリアル、顔出しより顔NG、副業はせず本業。起業なんてとんでもない!」という保守的で「ふつう」の考え方もまた、それはそれでぜんぜんありで、他人からプレッシャーをかけられる筋の話じゃねぇよな、という感じです、ハイ。

でも若い女性が彼氏のためにとかいう理由でおっぱいとか写真で残すのはやめたほうがいいと思います。ハイ。

以上、よろしくお願いします。