キズナアイ、ラノベの表紙はエッチだから不適切?「若おかみは小学生」は児童労働?野暮な連中が無粋なことを言って炎上するのは見てられない件
「エッチ」っていうお前の方がエッチ問題
お疲れ様です、pontaです。
Twitterにて弁護士の太田啓子さんという女性が、「キズナアイはおっぱいがあってエッチだからけしからん(意訳)」と怒ってるようです。
(キズナアイ)
NHKノーベル賞解説サイトでこのイラストを使う感覚を疑う。女性の体はしばしばこの社会では性的に強調した描写されアイキャッチの具にされるがよりによってNHKのサイトでやめて。このサイトで女性受賞者は少ないの?とか書いてるけどこれじゃ理由わかんないんだろう https://t.co/BlRyawbXaf pic.twitter.com/JwekrmMJHT
— 弁護士 太田啓子 (@katepanda2) 2018年10月2日
うっせーな。んなこといったら女の子はみんなえっちなボディをしてるから罪じゃねーか。杉浦友紀アナウンサーとかスタイルいいですけど、存在そのものがけしからんという意味ですか。
ファンです!!
そういやこの前はラノベの表紙がエロいって怒ってた人がいましたね。
きょう書店で娘が心底嫌そうな顔で「お父さん、これ気持ち悪い…」と指さした光景。自分の属する性別の体が性的に異様に誇張されて描かれ、ひたすら性的消費の道具として扱われる気持ち悪さは想像できるし、それを子供の眼前に公然と並べる抑圧はほとんど暴力だよなと改めて思う。 pic.twitter.com/YO2kVt6PYh
— シュナムル (@chounamoul) 2018年9月8日
うっせーな。んなこといったら土偶なんてもっとえっちじゃねーか。美術館潰せってゆーのかよ。
あと、「若おかみが小学生」が児童労働って怒っている人もいるみたいで。
若おかみは小学生の、主人公が旅館の雑巾がけをする場面はやっぱり異様。それが異様に見えないってことも含めて異様。それでも作品としては優れている。児童労働問題があるからって作品の良さが否定されるわけじゃない。そーゆー問題を、外から指摘されるまで気が付きませんでしたなんて話はない。
— 井上 信行(WORK×WORK NintendoSwitch用RPG 10/4発売) (@shriekydrake) 2018年9月22日
うっせーな。小学生たちがキラキラした目で主人公ちゃんを見てんだからいいじゃねーか。
「『若おかみは小学生』は児童労働」という言説については、流石に「フィクションを楽しむセンスが無い人は、頼むから映画館にも本屋にもインターネットにも近づかないでくれ」としか言いようがない。
— 猫柳墓場 (@NM_amida) 2018年10月2日
ほんこれ。
あと、山口県で行方不明になった子どもを助けたボランティアの男性に対し「2歳児にアメを与えるなんて!」と怒った界隈があったらしいですね。
http://netgeek.biz/archives/124687
うっせーな。ほんともううっせーな。
この手の話は、部分的に見れば正しい。 公序良俗を乱すようなものを、子供に見せるのはたしかに虐待です。
児童労働もよくない。19世紀ロンドンの炭鉱の悲劇を繰り返してはならない。
さらに生まれつきの性と、好きになる性によって差別されてはならないのも当然です。2歳児にアメを与えるのもだめでしょう。
だけれども程度問題で、あまりに正論を押し付けてくる手合いに対しては「野暮は言うなよ」と、言いたくなりますね。フィクションだよフィクション。みんな良かった良かった言ってんだよ。
無粋ですよ。無粋。次元の区別がついてねーのはどっちだよっていう。
そこはもう、異性を差別してはならないのと同じレベルで、「まあいいじゃねぇか」の寛容さを持っていてほしいもんですね。
俺も君もあの子もみんな、誰だって生まれつきエッチな道具を持っていて、エッチなことをして生まれてきたんじゃねーか。原罪のあるものどうし、そこはもう許しあい、いい意味の鈍感さを持ちながら生きていたいものですな。
「自由を求めるための正義」を武器にして他人を殴らないこと。多様性を求めるための戦いで他人の多様性を否定しないこと。
それが真の意味での、自由と平等ってやつじゃないですかね。
以上、よろしくお願いします。
ディスカッション
コメント一覧
土偶wwww
ほんとその通りですよね。
総論賛成、各論(ラノベ)反対。
これはさすがにちょっと…
ラノベやキズナアイについて言えば,アダルトに対するボーダーが下がりすぎているのが問題と思う.
昔であれば狭いコーナーに隔離されていたような
見た目のエッチな表紙やキャラクターが急速に市民権を得はじめていて,
書店の中心やNHKのサイトに並び始めていることに戸惑う人がいるのも無理はない.
このままボーダーが下がり続けることに一言いいたくなる人がいるのも分からなくはない.
(美術館の土偶は覚悟を決めて見に行く.ラノベの表紙は本屋をうろつく子供が偶然目にしてしまう.
隔離というのはつまりこういうこと.)
ある程度で歯止めをかけるような仕組みとして,こういう対立意見が生じるのはある意味健全なこと.
話し合って妥協点を探していく中で,社会としてのバランスを取っていく必要があるのだと思う.
一方で,若女将についてはそもそもの主張(若女将は児童労働)が心底意味不明.
そもそも相手にすべき問題ではない.笑
なるほどですねえ
過ぎたるは猶及ばざるが如し。
正し過ぎることはもはや間違いである。
知識なき知恵はは役立たずと言えど、
知識を正しく使うために、知恵は大事。
難儀なものですねぇ…