ただの大傑作映画「カメラを止めるな!」のリアルサクセスストーリーに心震える(ネタばれなし)

映画「カメラを止めるな!」が面白かった

お疲れ様です、pontaです。

映画「カメラを止めるな!」を観てきました。いろんなところで言われてますが、これは傑作です。

小規模上映から全国ロードショーとなっただけのことはあります。

前知識なしで見たほうが絶対面白いと思うので内容に触れられないんですが、もう「見ろ」としか。ぜひ見てください。

それで終わったらアレなので、以下余談。

最近、本当に「熱量」ってすごい価値があることだなと思っていて。

人の心から発せられる熱量こそ、最高級のエネルギーでありガソリンであり通貨であり、魅力です。

もちろん、他人が他人に「熱量を出せ」って強要するくらいウザいことはないですよ。

「仕事に情熱を燃やせ」って上司に言われても知るかって感じですけど。自分から燃えてる人は本当に素敵だ。

この映画にはその熱量があります。

映画愛、演技愛、家族愛、いろんな愛です。

映画の出来そのものがいいのはもちろんですが、その熱量に圧倒されます。

なんていうのか、予算300万円という低予算で、出ている役者さんもみんな無名の方で、大人の視点からしたら「食べていけてるのかな」とか心配になっちゃうところもあるわけですよ。

で、泥だらけ、血だらけになりながら撮影が終わってこのような傑作が出来上がって、観客は(私も含め)出ている役者さんを大好きになっていて、そして大ヒットして、監督や役者さんたちの人生も大きく変わっていくわけで。

我々は映画の感動とは別に、そういう、監督や役者のサクセスドキュメンタリーという素晴らしい物語もまた目の当たりにできたわけで、素敵だ。

もちろん世のなかにはいろんな邦画があって、それはそれなりの素晴らしさはあると思うんですが、「カメラを止めるな!」は見たことない役者さんたちを見れる新鮮さ、彼らの思いの強さの圧、好きになる心地よさが図抜けてますね。

低予算映画という情報こみで観て感動が増す感じです。

これはあれですね、「ロッキー」を観た時と同じ種類の感動です。

どちらも同じく、日々の生活に流されるしがない主人公が、最後の最後、家族のために立ちあがり、愛する者の尊敬を勝ち取る愛の物語。

「いい仕事がしたいんだー!」という、スタッフと役者の熱量がビンビン伝わります。

そういえば「ロッキー」も低予算映画で口コミで広がり、シルベスター・スタローン自身、大ブレイクしアメリカンドリームをかなえましたね。

面白いですよ!おすすめです。いやー、やっぱ情熱だわ。

以上、よろしくお願いします。