QUEEN曲の圧倒的な説得力で観客でをねじ伏せる大傑作映画『ボヘミアンラプソディ』
お疲れ様です、pontaです。
大ヒット中の映画、「ボヘミアンラプソディ」を見てきました。
伝説的バンドQUEENの伝記映画です。
内容が面白いのか、曲自体が素晴らしいのかもはやよくわかんないですけど、とにかく感動。力づくで泣かされました。
名曲のすばらしさコミで、「1800円以上の価値はあったな」と思える素晴らしい体験でした。
これ映画館で観なきゃだめっすよ。マジで!!
この映画、実際に見た観客の満足度が高く、評論家の受けが悪いみたいですが、なんでそんなギャップがあるんですかね。
「QUEENの曲がいいだけじゃねーか」とか「物語がベタすぎる!」とか「史実と違う!」とかそんな感じでしょうか。
確かに、映画そのものの出来は80点といったところ。天才ミュージシャンが苦悩し、成り上がっていく、誤解を恐れずに言えば、平凡な物語です。
いわゆるなろう小説みたいなもんですよ。ご都合主義。はいはい、天才天才。主人公は天才!
ただですね。
QUEENの曲が2,000点なので合計2,080点くらいの映画になってますね。
あと、フレディの見た目と人生が劇的すぎて、華がありすぎて、それも1,000点くらい足しておこうかな?
いや、天才の説得力が桁違いなんすよ。
下記事例。
■「冴えない主人公(フレディ)が、美女に恋をして、都合よく両想いになるで!」 → 「keep Yourself Alive」 →「 こんなん歌うフレディに惚れない女はいるかあああ」
■「売れないバンドがのし上がるで!」 → 「killer Queen」 → 「ヒットするわ!こんなもん!!!」
■「まったく新しい曲を作るで!」 → 「ボヘミアンラプソディ」 → 「ほんまにとんでもない作ってるやないけええ」
■「ライブで盛り上がる曲を作るで!」 → 「We will rock you」 → 「盛り上がるにきまっとるやんけ!!こんなもん!!」
■「ライブで一体感を出すぞ!」 → 「ay-Oh」 → 「エエエエエエエオオオオオオオオオオオオオオオ」
■「ラストでラスト感出すで!」 → 「We Are the Champions」 → 「QUEEEN、お前らがチャンピオンだあああああああ!」
いやね。私ももうおっさんですから、「人生は甘くない」「天才なんてそうそういてたまるか」とか思ってますよ。
でもね、いやー、QUEENのフレディが、あの天才的歌唱力の持ち主が、天才的作曲能力で、天才的パフォーマンスを見せたら、細かい理屈はいらないんですよ。
「お前らこそが天才だ!その曲が証明だ!」ってなもんで。
脚本じゃなくて音楽で説得させる手法。恐るべし。(脚本もすごく良かったですが)
もちろん「カリスマだ」、「別格だ」って、そんなもん、映画の中の登場人物に語らせることはいくらでもできますよ。
でも、私たち観客がそう思わなければ物語と距離が生まれ、寒いだけじゃないですか。
ただこの映画は、音楽込みで観客と登場人物がシンクロするので、映画の中と自分が一体化するんですよ。
そもそも音楽って「芸術の王様」って言われていて、絵や文章より上だと言われています。それというのもたぶん、前提となる知識がいちばんいらないからかなあと思うんですが。
この映画も、理屈じゃなくて、QUEENの音楽に2時間、魂を揺さぶられ続けて、最後のLIVE AID はもう7万人の観客と一緒に熱狂のるつぼですよ。
マイコーとビートルズとQUEENとアヴィーチーはあかん。持ってる才能がでかすぎる。
そんな絶賛する私。ほとんどQUEENの知識はありません。せいぜい、クロマティ高校というギャグマンガで彼にそっくりなキャラの様子に笑ったくらいで。
でもその程度の知識しかなくても、映画を心から楽しめる。ご安心ください。
以上、よろしくお願いします。
ディスカッション
コメント一覧
Aviciiを全然否定する訳じゃないけど、そこらに並べるのはちょっと格が違いすぎると思う。
ミュージシャンとしての基礎能力や革新性が全然違いすぎる。
この21世紀にもなって「歌舞伎町にて、ヒゲでタンクトップのおじさんに抱かれてるわ…」なんて言っちゃう常識の無さも、それで怒られた事を笑い話かのように話す感覚の人にフレディを語って欲しくない。
不適切かな。削りますねー
クイーンの曲、良いですよねー。あの人達の曲は閉鎖空間で、その脳内麻薬の分泌を促進するのかと♪
映画館然り、車内とか♪
若かりし頃、爆音でかけたクイーンの車内で従兄弟が雨の日事故ったのは良い思い出です♪
ドントストッブmeオカマなうでした♪
危ない時スローモーションで見えるのは本当ですお試しください(*・ω・)*_ _)ペコリ
だれうま。
共感しかないす!