「素直」は最高のコミュニケ―ションスキルなのに、クソみたいに面倒臭い人でこの世はあふれてて困っちゃうな

お疲れ様です、pontaです。

採用活動をしていて、どんな人がいいのかなあとしばしば、悩むことがあります。

そんなわけで、イケてるビジネスパーソンに会うたびに、どんな人材を採用するのがいいのか聞くんですが一様に「素直な人がいい」って言うんですよね。

「素直」ですよ。

そんなの小学生だって持ってるスキルじゃないですか。

そう思っていたら、こんなツイートが流れてきました。

また出たよ。素直スキル。

まあ、確かに、素直じゃない人って万事ダメっすよね。

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1)すべてまず、批判から入る(自分の意見がありすぎ、他人に不快感を覚えさせる)

2)他人の発言の裏を考えすぎる(無駄なパワーをロスする)

3)環境に柔軟に対応できない(柔軟性の欠如)

4)アドバイスを受け入れない(成長の鈍化)

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いや、「素直さが大事」って言うと、「批判的思考は大事じゃないのか」とか、「他人を、いいように使いたいのか」とか言ってくる人がいそうですけど。

そういうとこやぞ。

そうではなく。「素直な人」って、他人を信じれる人のことです。

要は、無駄なプライドや無駄なこだわりで、自他のエネルギーを浪費させない人のことです。

「育ちがいい」って言語化していた人もいましたね。

うーん。素直じゃない人って、心に傷を負ってますよね。他人を信じられないっていうか。劣等感の塊っていうか。

大人になる過程で、トラウマでも負ったんですかね。

そういう人って、自分に自信がないから、何を言っても「自分の悪口だ」って受け取ったり。

他人を信じられないから、すぐ、「腹の底を見せろ」って言いたがったり。

こっちはとくに意識してないのに上下優劣を持ち出したり。

悪口を言ってないのに、悪口だと受け取って、「敵」認定したり。

「自分のことだ」なんて思いこんで、なんでもないことに傷ついたり。

無駄な疑い、無駄な競争、無駄なプライド、無駄な先入観。

pontaの裏の意図はこういうことでは?とか。

pontaは俺の悪口を言ってるんだろ?とか。

pontaは実は裏で工作してるのでは?とか。

疑心が疑心を呼び、こっちも気を遣って話さなければならない。

あーーーーーめんどくさい!そんなに暇じゃねーよバカっていう。

そんなん無駄じゃないすか。

そうじゃなくて、スパッとね。「お願い!」「はい!」でが片付いたら、一番ラクじゃないすか。

「お願い!」「いやちょっと自分のやり方とは違うんですけど(こいつ…俺より上だってマウンティングしてる気か…)」って毎回ゴチャゴチャ考えられたらきっついじゃないすか。

そういうめんどくさいの、ないほうがいいですよね。

悪口言われてるって被害妄想されて、悪口言われたらたまんないっすよ。

「ponta、俺たちの悪口を言ってるわ」って思われたってさ、でもさ、正直に「すまん、お前のことまったく念頭になかったわ」って言ったらそれはそれでケンカになるじゃないすか…。

大人になろうよ…。

そもそも大人になるってことは、自分のなかの無駄な劣等感やこだわりを捨てることですよ。

成長過程で身についた偏見の鎧を脱ぐことが、大人になるってことなんですよ。

だから「素直さ」って「子供」特有のもののように見えますけど、実は「大人」であることの証明なんですよね。

そういう性格の成熟度もひっくるめて、いけてるビジネスパーソンはみな「一緒に働くなら、素直な人がいいな」って言ってるのかもしれないっすね。

とまあ、こういう風に書くと「日本企業は社畜を求めてるから」なんて素直じゃないことを言う人もいると思うんですけど。

GoogleとかFacebookとか海外の今時の大企業の人もそういってましたですよ。素直が大事、正直が大事、って。

「騙されないぞ」って身構えてる人の反論を想定してこっちも理論武装して発言するって、マジ無駄なんで。

素直は大事!ってことで。

以上、よろしくお願いします。