「他人と同じ人生がいやだ」と言って、他人と同じ情弱ビジネス(はあちゅうとかイケハヤみたいな)にはまるバカ

私とドズルさんの人の好みが唯一違う点

お疲れ様です、pontaです。

わたしとドズニキは人間の好みが同じなんですが、唯一違うのが、「情弱搾取系インフルエンサー」への評価ぶり。

名前を出すと差しさわりがあるんですが、たとえばイケハヤさんとかはぁちゅうさんとか、キングコングの西野さんとかですね。

私は彼らが嫌いで、ドズルさんは好きなんです。

イケハヤさんやはあちゅうさんを知らない人のために説明すると、正論かつ極論を言ってネットをにぎわせ、自分のサロンにフォロワーを囲いこんで、自分のビジネスの肥やしにするタイプのブロガーです。

イケハヤさんやはあちゅうさんの罪深いところは、早稲田や慶応を卒業してその十分に恩恵を受けつつ「学歴なんて意味はない」と後に続く人を惑わしているところ。

そして「まだ東京で消耗してるの?」とか「サラリーマンなんてやってる場合じゃない」とか、凡人に余計なプレッシャーを与えつつ、情報商材を売りさばいているところ。

「情弱搾取系インフルエンサー」と私は内心、呼んでいます。

ホリエモンやZOZOの田端さんも似てるんですが、彼らは本業が別にあって、ポジショニングのために炎上しているわけではなく、単に空気を読まない正論屋で燃えてるだけなので、一緒にしてはかわいそうというか。私はこのふたりは好きです。

「情弱搾取系インフルエンサー」は非常に頭がいいんですね。だからその言葉は一聴の価値がある。正しいことも言っている。

でも、その成功例は再現性がないんですよ。だって、「情弱搾取系インフルエンサー」は、優れた分析力、たくみなコミュニケーション能力、卓越した文才、炎上にも揺るがない鉄の心、イケてる学歴や経歴を持ち合わせたモンスターです。

誰もがみんな、彼らにはなれない。そっちの方向の夢がかなうわけじゃない。

「これからは副業の時代」というのは確かに。「せっかく貯金があるので投資をしないなんて馬鹿」もそう。正しいんです。

でも、人によっては、本業に打ち込むほうが向いていたり、投資の才能がまるでない人もいるわけじゃないですか。

そういった個性を無視して十把一からげに「やればできる」を説くのは百害あって3利あり、合計97害くらいありますよね。

や、3利はあるんですよ。人は動けばなにかは返ってくる。もともと才気あふれる人がやれば本当に成功するかもしれない。

でも結局は情報の胴元というか、ファン心理につけこんで搾取する側だけが儲かる。情弱搾取系インフルエンサーはそういうからくりを十分知りつつ、言葉をつむぐ。その欺瞞性が苦手なんですよね。

われらがドズニキは、ファンに対して誠意があるし、搾取を誰より嫌がる人(むしろ持ち出しでファンに還元しようというタイプ)ですけれども、「情弱搾取系インフルエンサー」の能力や金儲けの才能だけを見て高く評価するんですよね。
これはこれで否定すべきものじゃなくて人の好みですからいいんですけど。

私は、ドズニキに比べればずっと、自分自身の正しさを信じていないので、そのぶん、他人の欺瞞についても厳しいんだと思います。

「他人と同じ人生がいやだ」と言って他人といっしょに情弱ビジネスにはまるバカ

それにつけても「他人と同じ人生がいやだ」と言って他人といっしょに情弱ビジネスにはまるバカは度し難い。

イケメンがモテる方法をブチャイクなおっさんが実践してもうまくはいかないってみんな知ってるのに、成功の法則は同じだって思い込んでいる。

いや、誰でも成功する資格はあるけれども、それは人それぞれの個性に合わせるべきで、少なくともインフルエンサーの勇ましい言葉による焦りとか、劣等感へのつけこまれがガソリンになるべきじゃないと思うんですよね。

自分の生きる道は自分で知恵を絞るべき。面倒くさがらずにね。

そういった欺瞞性を考慮しなければ、「情弱搾取系インフルエンサー」は本当にイケてる存在だと思います。そしてまた、インフルエンサーとひとくちに言っても、ファンを大事にするインフルエンサーもいるのでそこは誤解なく。

以上、よろしくお願いします。