面白い文章と、つまらない文章の違い!

2018年9月19日

面白い文章とつまらない文章の違いについて

お疲れ様です、pontaです。

某ブロガーの方から「面白い文章と、つまらない文章の違いってなんですか?」と聞かれたので私なりの見解をば。

これはもうはっきりしていて、「意外性」。これだけです。

例えば

1 +1 = 2

2 +2 = 4

こんな文章があるとします。

でもこれ、読んでみて面白いですか?

つまんないですよね。なぜなら読まなくてもその先に書かれてある答えがわかるから。次の3 +3に至っては、答えを読まずにページを閉じてしまう、だって6ってわかるから。そんなレベルかと思います。

文章で例えるなら「クラクラは面白いゲームです。なぜならクランのみんなと力を合わせるからです」みたいな。淡白う。

読者に「正しい。正しいけど、驚きがなくてつまらないよ!」と思われてしまったが最後。先まで読み進めてもらえないんですよね。

だからそうではなくて例えば1 +1 = 犬、みたいな文章を書くべきです。

これだったら読んだ人が、「え!?ワイの知ってる算数と違う!」って思うじゃないですか。

つまり興味を持ってもらえます。

そこで「実はワン+ワンだから犬です」みたいな種明かしをすれば少なくとも1 +1 = 2よりは興味を引くことができる。そして2 +2 =猫ですよ。だってニャンニャンだからみたいな感じでいく。

面白い文章にはこういった読者を裏切る意外性が満ちています。

いや別にダジャレをしましょうという意味ではなくて、読者を裏切ろう、っつうことです。

もちろん全ての文章で裏切らなくていいんで。

その書かれている内容自体が、いろんな人にとって初耳の価値のある情報であれば、文章を飾る必要は全くありません。とにかく事実を伝えることに徹する。素材のままで充分に意外で面白いからです。

ただ、日記やエッセイを書く場合は意外性に心を砕くべきっす。

意外であるという事は何が起こるかわからない。つまり華があるということなのです。

先程の続きで言えば、3 +3と書くとします。

そこで読者が「サンサンだから太陽かな?いい加減つまんないよ」とか思ったとこを見計らって、「3 +3=6です」と書くと、「ここではダジャレじゃないんかーい」と読者がまた逆につっこんでくれます。

私は文章を書くとき読者の人とこんな心理戦を常に行っています。

私の文章は雑に書いてあるように見えて、実際に雑なんですが、常に読者の方を飽きさせないように、飽きさせないように、そこは丁寧にやっています。

イヤミな言い方をすると、読者の心をもて遊ぶ。良く言えばせっかく来てくれた人を飽きさせないように、誠意を持って楽しませる。そーゆーサービス精神は忘れないようにしています。

イヤミな言い方、と露悪的に書くと私を嫌いになる人も出てきますが、そこは強いワードで惹きつけるほうを優先します。たとえ嫌われても飽きさせない、という思い切りが私の強みでもあります。

また、書き手の誠意の中には、 自意識と言う雑味を入れないことも含まれています

例えば、「私はハワイに別荘があって、その別荘でこの前クラロワを遊んだ」という文章があるとします。

この、「ハワイの別荘」と言うキーワードが、本筋と関係ないとします。その場合、「昨日、クラロワを遊んだ」だけで良い。

ただ多くの人がここで脇目を振るというかハワイの別荘と言うキーワードを入れたがるんですよね。だって自慢したいから。

余計な情報をつい盛るというのは非常にやりがちな罠です。好かれよう、よく思われよう、褒められようという自意識が邪魔しています。

ただ、文章の上手い人の書いたものを読んでみるとやはり余計なものは入っていません。

余計なものを削ぎ落とすと冷たい印象になりますけれども、読みやすい、引き締まったいい文章になります。

他人に冷たく思われてもいい、とにかく余計な文章で読み手にストレスを与えないようにする、このサービス精神こそが文章を書く人の誠意だと私は思います。

まとめますと、面白い文章とは意外性だと。

そして、その意外性を支えるのは自分より読み手を思う誠意であると。私はそう思っています。

どうなんでしょ。

以上よろしくお願いします。

#今日はキーボードがないので、音声入力でやってみました。

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Posted by ponta